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US&R Training Report








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4日目 ブリーチング及びトンネリング

 ブリーチング(Breaching)とは、崩落事故等でコンクリート造の建物を破壊する場合に用いる方法で、とにかく早く破壊する方法(Dirty Breaching)と、床や壁の近くに被災者がいる場合に、コンクリート片が飛び散らないように実施する方法(Clean Breaching)の2つがある。今回我々はとにかく早く壊す方法を教わった。
 また、トンネリングとは崩落した瓦礫の中を手探りで掘っていき捜索するという方法であるが、Rescue Systems 1の時よりさらに厳しい条件下での講習となった。



電気工具や空気工具を使用しコンクリートを破壊する

 講習で使用した救助資器材は、我々のなじみの物もあれば、保有してなく、なおかつ触ったことも無いような物も使用して行った。資器材を使用するのにはそれほど困らないが、下の写真のように穴を開ける方法は日本とはかなり違う方法であった。
 国際消防救助隊の合同訓練に参加した経験を持つ隊員の話では、このようなコンクリートに穴を開ける時は四角形に穴を開けていたが、米国では基本は三角形だということであった。理由は切断作業で一回少ないからという理由と、構造学的に三角形の方が強いからだそうだ。 また、穴のあけ方にもしっかりとしたルールが存在し、その通りに行うと短時間で穴を開けることが可能であった。
「国際消防救助隊の訓練で実施したときの半分の人数で、なおかつ半分の時間で穴を開けることができた。」との感想であった。




電気ドリルを使用した開放作業




三角形に穴を開ける作業




日本の国際消防救助隊が行っている開放方法
(四角形である)




米国US&Rの開放方法
(三角形でとても綺麗に開放されている)



狭隘な空間に進入した捜索(トンネリング)

 狭隘な空間を専門用語ではコンファインドスペースというが、そこを進んでいく技術をトンネリング(Tunneling)という。現在、日本の消防では様々な訓練の中でこのコンファインドスペースというものが取り上げられている。
 この穴は人物が写っていないため、表現が難しいが、縦と横の幅が30センチぐらいである。大変狭く、私が入ったときは狭くて何度かはまってしまい、「もしかして、出られなくなるのでは?」と不安に感じたぐらいである。
 このような訓練は自分の限界を知ることができ、なお且つその作業に向き不向き、また、事前に対策を練ることが可能となる。



ロープの先端には進入隊員が結ばれており、ロープを頼りに隊員の状況を把握している




高さ30センチほどの穴でヘルメットまでもが引っ掛かり、前に進みにくい





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