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考察(Rescue Systems)
今回受講したRescue Systems 2は、カリフォルニア州の消防士が救助方法を学ぶためにRescue Systems 1と同時に約1年かけて行うカリキュラムである。しかし、救助方法として大変優れているため、全米のUS&Rの統一救助方法として細分し、5日間のコースとして構築しなおされ、US&Rトレーニングの基本プログラムの1つとして全米で推奨されている。
このコースの優れている点は、訓練施設こそ特殊な施設が必要であるが、訓練で使用する救助資機材はわが国が使うものとほとんど代わりがない。Rescue
Systems 1は救助隊員用の基本教育プログラムではあるが、ホームセンターで購入できる道具を利用した救出方法もあった。これは、各自治体が防災指導で進めている、「自らの地域は自らで守る」といったコンセプトの自主防災組織の指導には大変適した内容になっている。
また、Rescue Systems 2にあっては、今後予想される大規模災害に対応する常備消防体制に大変重要だと感じところである。日本でも各地域に特別高度救助隊が発足したが、東京消防庁のハイパーレスキュー隊のように大型重機を保有した部隊は、現在の消防財政では不可能に近いと思われる。しかし、私が受講したRescue
Systems 2で教わったものは、救助資機材を整備するのにもコストが低く、救出方法にあっても被災地の実情にマッチしているものと感じる。
この報告書ですべての内容を記載することはできないが、別にマニュアルを作成し実際に隊員に教え検証することが、今後の消防行政の発展につながると感じた。
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