
Vol.1 Vol.2 Vol.3 Vol.4 Vol.5 Vol.6
番外編1 番外編2 番外編3 終わりに
|
サンフランシスコ消防局 ファイヤーステーション2
異文化との共存
サンフランシスコは知名度の割には面積も人口も意外と少ない。人口は80万人である。しかし、休日ともなると観光客であふれ、2倍の160万人にもなるという。また、世界的に有名な観光名所ということもあり、様々な国の方が訪れ多国籍文化が乱立する。
今回訪れたファイヤーステーション2はチャイナタウンに位置し、チャイナタウン全体を管轄としている。このチャイナタウンでは英語がしゃべれなくとも生活できるので、災害時は言葉が通じなく対応に苦慮するそうである。そんな中で消防署もチャイナタウンならではの中国文化が随所に見られ、住民との共存もしっかりと考えているように感じられた。 |

ステーション2の食堂
|
サンフランシスコ消防局 ファイヤーステーション35
男女の仕事は平等
観光名所のフィッシャーマンズワーフや監獄アルカトラズ島を管轄としているのがファイヤーステーション35である。このファイヤーステーションは、消防ポンプ車1台と消防艇2隻で各種災害に対応している。
観光名所を管轄しているので出動も多く、我々が訪れた際も出動から帰ってきたばかりであった。消防艇に乗船させていただくことが出来たが、操船していたのはなんと女性消防士であった。女性消防士は特別ではなく、男性と同じ扱いということであった。消防車の運転にも言えることであるが、運転には力は必要ないということから、消防車(はしご車などを含めた)の運転や消防艇の操船には積極的に起用しているとのことである。 |

サンフランシスコの消防艇

消防艇を操船の女性消防士
|
レッドウッドシティー消防署
消防署での環境保護
消防署にあっても環境保護の流れが押し寄せてきている。建物調査などに使われる車両は、大きな米国製のバンから、小型の日本製ハイブリッドカーへ更新となり、環境保護に配慮しているとのことであった。また、出動するポンプ車などの消防車両も、アイドリングストップが徹底されており、車庫に戻るとすぐにエンジンを停止させなければならない。
そこで問題となるのが、消防車のバッテリーあがりである。消防車両に搭載された電気機器は待機電力を多く消費する、当然それを守る為に日本ではアイドリングを長くし車両のバッテリーを充電しているが、アイドリングをストップさせられては充電が出来なくなる。しかし、心配無用でちゃんと外部からコンセットで常に充電体制がとられており、バッテリーはいつも満タンである。 |

日本製ハイブリットカー
|
動物愛護の体制
次に変わった救急体制について説明したい。消防士であれば、人の心肺蘇生や電気ショックは出来て救命して当たり前である。米国ではもっと進んでおり、救命処置は犬猫にも向けられている。写真は犬猫用人工呼吸のマスクである。「なぜこのようなものまで積載しているのですか?」の問いに「市民が求めているなら何でもやるよ!」といわれ、時代の流れで今後日本でも積載するのでは?と感じた。 |

犬猫用人工呼吸マスク
|
レッドウッドシティー警察署
EOC(危機管理センター)
レッドウッドシティーでは、警察署の視察もさせていただいた。伺ったのは夜10時であったが、大変暖かく迎えていただき、また、市の危機管理センターについても説明していただいた。
レッドウッドシティーで発生した中規模程度の災害は、警察内の事務所を危機管理センターとして立ち上げ災害に対応する。対応する場所と担当者が遠くからでも分かるように色分されている。対応する場所は天井から看板を掲げ、担当者は看板と同じ色のベストを着ている。また、危機管理の対応者は専門の教育を受けその対応に当っている。 |

市警察のEOC
|