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番外編1 番外編2 番外編3 終わりに
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チコエアーポート消防署
チコエアーポートはエアロユニオンとアメリカ空軍の部隊が配備されており、それ以外もプライベートの軽飛行機なども運行している官民共同運用の空港である。その空港を守るのが、チコシティー消防署のステーション3である。このファイヤーステーションには3人の隊員と3台の消防車が配置されており、空港内で起こった火災や救急はもちろんのこと、空港近隣で発生した通常の災害にも対応する。消防車は2種色があり、黄色く大きな消防車は州のOES(危機管理局)が保有しているものを委託業務として運用している。
普段は空港の端に置かれた実際の航空機(既に退役して使用不能である)を用いて訓練を行っており、実際に放水を実施させていただいた。 |

空港用消防車

実際の航空機を使用した訓練

消防車の中からノズルを操作する

消防車からの放水
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カリフォルニア州 ファイヤーアカデミー
サクラメントシティーの郊外から車で1時間ほどにCAFアカデミーの施設がある。周囲はワイン用の葡萄園が見渡す限り一面に広がり、米国大陸の広大さを改めて実感する。このアカデミーも消防・警察が一緒になった教育施設である。
まず驚いたのは敷地面積の広さである。チーフ教官のマイク氏に施設の面積を聞くと、「測ったこと無いからわからない。」とのことであった。とにかく見渡せないほど広い。その広大な敷地にある施設をあげると、教育建物、宿泊施設、車両が約30台は収容されている車庫、ヘリポート、交通事故訓練施設、実火災体験施設、射撃場、訓練棟、特殊火災対応施設、林野火災訓練用のエリア、車両の運転コースなど様々な訓練ができる。特に我々の興味をひいたのが、実火災訓練施設の1つ、「フラッシュオーバー」を体感するチャンバーであった。米国では実際に火災を発生させて訓練を行うのが普通である。訓練中に火傷をしないのか?との問いに、「たまには火傷する隊員もいるよ。」と軽く答えられた。日本では考えられないことである。 |

広大な敷地の一部

訓練施設

実火災体験チャンバー
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| 考察(各消防機関視察)
米国では消防職員はヒーローとされており、どこへ行っても市民から愛されている。決して日本では愛されていないわけではないが、日本以上であるのは確かである。そして、ヒーローという存在であり続けるために、普段から驕ることなく努力を惜しまない。日本の消防行政も決して遅れているとは思わないが、米国のUS&Rチームの装備や出動態勢、救命士の処置、消防活動マニュアル、消防士の教育等はさらに進んでいた。
今回US&R研修を受講するとともに、各地の消防署を訪れることができ、米国の消防士から有益な情報を得ることができた。視察の中で航空機を使用した林野火災の消火や、警察との共存などといったものは、組織全体に関わるので簡単には取り入れられない。また、HAZMAT対応部隊の体制強化や環境への配慮も必要ではあるが簡単ではない。そんな中、チコ市が行っている子供への防災防火教育はすぐに取入れが可能と考えられる。これは減災へ繋がるため、大変良い取り組みだと思う。また、これからの消防行政は、多種多様かつ複雑困難な災害に対応するのは当然だが、市民を災害から未然に防ぐ取り組みも行う必要があると感じた。
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